2012/11/28

Zuiderzee Museum| Enkhuizen

アムステルダムから約一時間の距離にあるゾイデル海博物館です。一見デザインと縁遠い場所と感じるかもしれませんが、デザイン・ディレクターのトーマス・エイクが関わっている博物館ということで訪ねました。以前『オランダの光』というドキュメンタリー映画を見たことがあります。その映画によると、ヨーゼフ・ボイスは「ゾイデル海の干拓によってオランダの光は失われた」と捉えていたそうですが、余所者の私にはオランダの光はいまだ健在と映りました。

Enkhuizen駅。
まさにオランダの光。

博物館も面白かったけど、海と光の印象が強すぎた。
Zuiderzee Museum外観。
ショップにはT.E.ブランドが並ぶ。
Richard Huttenが美術館のために作った椅子。
こうして並べられると、現代の作品制作にとって、過去の生活工芸資料の特徴を捉えることが如何に大切かがはっきりと見えてくる。
壁面にはアレキサンダー・マックイーンのショーでも用いられたHendrik Kerstensの写真。