2012/12/06

Museum für Druckkunst Leipzig

ライプツィッヒは音楽の街という印象が強いですが、書籍印刷業が興隆したことでもよく知られています。Museum für Druckkunst Leipzig(Workshops and Museum of the Printing Arts Leipzig)は、ライプツィッヒにある印刷博物館です。市中心部からは少し距離があって、Leipzig-Plagwits駅から、少し雪が残るなかをGoogleMapを頼りに歩いたことを憶えています。置かれているのが19世紀後半からの機械ばかりなので、アントワープのプランタン・モレトゥス印刷博物館とはまた違った趣きがあります。3階にわたって展示がありますが、なによりも染みついたインクの匂いがたまりませんでした。
 
外観。
1階。19世紀後半から20世紀初頭の印刷機が並ぶ。
1960年代の機械。
組んだ活字と印刷結果が置かれています。
2階。Type Foundry(活字制作所)。
エッチング工房。
現代のデジタル写植も視野に入れているあたりが良いですね。
音楽の街だけあって、楽譜制作についての紹介も。
活字保管所。
3階。